この記事を書いた人ウエディングプランナー
足元から幸せを呼ぶ♡6ペンスコインの物語
‘‘花嫁の左靴の中に6ペンス銀貨を入れて結婚式を挙げると豊かで幸せな結婚生活を送ることができる‘‘
そんな結婚にちなんだ幸せなジンクスはどこからやってきたのでしょうか?
実は、世界的に有名なマザーグースの歌の歌詞に使用されているのです。
マザーグース
マザーグースとは、イギリスやアメリカを中心に親しまれている、英語の伝承童謡です。
イギリスやアメリカの子供たちの中では知らない子はいないと言われるほど
人々に愛されている童謡です。
また聖書やシェイクスピアと並んで、英米人の教養の基礎となっているとも言われており、
しばしば映画や物語などに引用されるほど。
女性の幸せを願った歌
マザーグースの歌は数千種類の歌があり、その歌の中でこんな歌があります。
なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの
(Something old, something new,)
なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの
(something borrowed, something blue,)
そして靴の中には6ペンス銀貨を
(and a sixpence in her shoe.)
どこかで聞いたことありますよね?
この歌は、サムシング・フォーの由来ともなった歌なのです。
この歌が作られた時代と政略結婚から恋愛結婚へと移り変わる時代が重なって、
女性の幸せを願う意味が込められた歌が誕生したといわれております。
そして歌の最後‘‘そして靴の中には6ペンス銀貨を”の歌詞には
「花嫁の左靴の中に6ペンス銀貨を入れて結婚式を挙げると豊かで幸せな結婚生活を送ることができる」というジンクスがあります。
6ペンス銀貨とは、英国エリザベス女王の即位を記念して作られたコイン。
1987年まで通貨として使用されておりましたが現在は使用されておらず、レプリカや別のシルバーコインを代用してジンクスが受け継がれています。
結婚する方へのプレゼントとしても人気!
しかし、多くのかたに幸せを届けたいと、この「幸せの6ペンスコイン」として元々のコインをモチーフにウェディング用に取り扱っている会社もあります。
そういった会社から取り寄せ、結婚式や披露パーティーに挑むというのも、素敵な事かもしれません。
「彼と幸せになってね!」
そんな幸せを願う気持ちを込めて、ご友人へプレゼントするなんてかたも多いようです。
花嫁の方はもちろん!
お友達も素敵なジンクス♡6ペンス銀貨のおまじないも取り入れてみるのではいかがでしょうか?